共同創業者を見つけたいときにおすすめの記事 3 選

スタートアップを立ち上げる上で重要なことの一つに、共同創業者を見つけることがあります。適切な共同創業者を得ることは、生産性や士気、成功確率の向上に繋がるとも言われています。

今回は、 FoundX Review の過去の記事から、共同創業者を探し始めたときに是非読んでいただきたい記事を紹介します。

 

共同創業者を見つける方法 (Startup School 2020)

Y Combinator のパートナーである Harj Taggar による、適切な共同創業者を見つけることに関する授業の翻訳記事です。共同創業者の重要性や共同創業者に求めるべきものを整理したうえで、その探し方やテスト方法、実際に共同創業する際に気をつけるべきことを伝えています。

また、一方で創業者が一人でも良い場合についても説明しています。シングルファウンダーでも成功している創業者は、信じられないほど強い信念のアイデアを持っている、一人である程度進められるという 2 つに当てはまる傾向があり、逆にこれに当てはまらない場合には共同創業者が出来るまで会社の立ち上げを待つことをおすすめしています。

 

共同創業者の口説き方

うまくいっているスタートアップの共同創業者は、「自分たちなら共同創業して当然だよね」といううような状況に自然となっている場合が多いそうです。この記事では、共同創業者候補がすでに周りにいる場合に、そうした自然な状況を作る方法について解説しています。

また、共同創業者を探すのには、想像以上に時間がかかるため、アイデア探しと並行して共同創業者探しを行ったほうが良い、という提言もしています。共同創業者が早く見つかると、アイデアの進みも早くなる傾向があるようですので、是非今日から共同創業者候補を考えてみてはいかがでしょうか。

 

スタートアップのアイデア、プロダクト、チーム、実行力 パート2 (Startup School 2014 #02)

Y Combinator の前社長である Sam Altman による、スタートアップ全般に関する講義の翻訳記事です。本記事は、全 20 パートのうち第 2 パート目になります。

この記事では共同創業者に関し、特に選び方や関係性づくりについて解説しています。共同創業者には「007 のような人」、すなわち、いかなる状況でも自分がすべきことを理解している冷静でタフな人間、迅速に行動し、決断力があり、創造的で、あらゆる事態に対処できる人間を選ぶのが良い、と述べています。また、共同創業者とのエクイティ配分を行う、べスティング条項を設ける、などは早いうちに実施したほうが良いでしょう。

 

共同創業者選びは、スタートアップの一生においてもっとも重要な意思決定の一つです。

妥協せず、しっかりと時間をかけて取り組みましょう。この記事がその際の一助になれば幸いです。

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