スタートアップが取り組むべき課題や解決策を考える際には、ターゲットとなる顧客に関して優れた洞察を得ることが必要です。そのためにはまず顧客に関する事実を集めることが重要であり、その最たる手段が顧客インタビューです。
今回は、 FoundX Review の過去の記事から、顧客インタビューに関する記事を紹介します。
ユーザーインタビューの基本（Startup School 2019 #02）
Y Combinator のパートナーである Eric Migicovsky による、創業当初にユーザーインタビューを行う際に活用できる質問や戦略に関する授業の翻訳記事です。
インタビュー全般に当てはまる 3 つのポイント（1) アイデアではなく、顧客の生活について話す、2) 仮説の話をせず、具体的なことについて話す、3) 話すのではなく、聞くの説明の後、初期の顧客インタビューでするべき 5 つの質問と、段階別（アイデア段階 / プロトタイプ段階 / イテレーション段階）のインタビューのポイントについて具体的に話されています。
スタートアップの顧客インタビュー方法 (Startup School 2014 #16)
ゲーム配信サービスを提供する Twitch 社の共同創業者、Emmett Shear による、顧客インタビューをする際のポイントに関する授業の翻訳記事です。授業では演習を通して、ターゲットユーザーを設定する、プロダクトの機能や中身ではなく行動を掘り下げる、最低限の開発と販売で自社プロダクトを検証する、といった、Emmett がユーザーインタビューとプロダクトづくりをする際に実際に気をつけていることを伝えています。
また、Twitch に実際に寄せられたフィードバックと、そこから引き出したインサイトについても言及しています。
元 Y Combinator のデザインエキスパートである Dominika Blackappl が作成した、スタートアップが顧客理解に取り組む際に有用なテンプレートです。
タイトルになっているユーザー観察の計画表をはじめ、プロダクトのメッセージングや、ショートピッチを考える際のテンプレートも用意されています。
顧客インタビューの Tips やテンプレートは下記のスライドや記事にもまとめています。ぜひご覧ください。
