MVP の作り方 おすすめの記事3選

MVP とは Minimum Viable Product (実用最小限のプロダクト)の略で、最小限とはいえ、顧客が実用でき、その価値を少しでも感じられるものです。スタートアップは仮説検証のために、MVP を作っては世に出し、顧客に使ってもらい、フィードバックを受け、というループを繰り返します。

今回は、 FoundX Review の過去の記事から、MVP を作る際の参考にしていただきたい記事を紹介します。

 

MVP はプロダクトではなく、プロセスである

DevOps as a Service スタートアップ Gruntwork 社の共同創業者である、Yevgeniy Brikman 氏の MVP に関する記事です。

MVP は単に製品を作って世に出すということではなく、最もリスクの高い想定を特定し、その想定をテストするために可能な最小規模の実験方法を見つけ、実験の結果を使って針路を修正するという繰り返しのプロセスであると述べ、レストランオーナー向けのモバイルアプリを開発すると仮定して MVP の実践例を紹介しています。 MVP の捉え方や、具体的に考えるべき事項がよくまとまっています。

 

実践デザイン #05 「MVP の仕様」

元 Y Combinator のデザインエキスパートである Dominika Blackappl が作成した、MVP の仕様を考える際に有用なテンプレートです。

MVP は実用最低限とはいえ、目的や機能を持ち、実際のユーザーや顧客にお金を支払ってもらい、プロダクトを使用してもらう必要があります。プロダクトとプロトタイプ、機能と特徴など、混同しやすい言葉を定義し、MVP は実際の「プロダクト」であり、最小限ながらも目的や機能を持っている必要がある、と述べています。

 

MVP の作り方 🔨 とにかく雑に作る「手作業型 MVP」のススメ

スタートアップの場合、「この課題を解決することで顧客は価値を感じるかどうか?」という仮説を MVP によって検証することが大切です。検証したい仮説が見つかったら、「どうやれば最小限の努力で自分の仮説を検証できるか?」 つまり、「どうやったら作らずに検証できるか?」を考えるのが良いでしょう。

本記事掲載のスライドでは、MVP の種類と、その中で特に初期仮説検証におすすめの、コンシェルジュ型 MVP とオズの魔法使い型 MVP の 2 つについて具体例を交えて紹介しています。

 

その他、MVP に関する過去の記事は、FoundX Review の「MVP」タグがついた記事や、FoundX Resource 記事一覧の「MVP」のタグからも検索することができます。ぜひご活用ください。

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