【Tip】"おもちゃ"のような市場を狙うスタートアップ

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成功したスタートアップの一部は、最初「おもちゃ」のような市場から始めて大きくなっています。

Amazon はインターネットを利用する人が少なかった時代にオンラインで書籍を販売する企業でした。Google の検索エンジンは当時は大きなビジネスではありませんでした。eBay は動物のぬいぐるみを販売する企業として始まりました。

今ではその市場が非常に大きいので、こうした最初のころを思い出すことが難しく、どうしても後知恵バイアスが働いてしまいますが、多くの企業は最初はこうしたおもちゃのような市場から始まっていました。

投資家はリスクを回避する傾向にあるため、おもちゃのような市場を狙っていると、投資も付きづらいかもしれません。その時に使えるピッチの方法として、隣接領域と行動の変化を説明するという2つのやり方があります。

隣接領域は Uber のように、まずリムジンという小さなところから入って、その後全ての車へ進出する、という隣接領域から始めるというストーリーを描くことです。もう一つの行動変化は、「私たちの製品は Facebook や GE のように、人の行動を変える」と訴えることです。

資金が市場に出回っているため、どの領域でも起業しやすくなっています。そんなときこそ、おもちゃのような市場から始めたほうが期待値を上回りやすくなるでしょう。最初はおもちゃのような市場に挑戦し、そこから大きく成長することも検討してみてください。

 

今回の Tip の元記事は『スタートアップにとっての「おもちゃのような市場」』です。

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