この記事は原著者の許可を得て翻訳・公開するものです。
原文: Investor School (Y Combinator)
目次
Geoff Ralston
繰り返しになりますが、時間が押しています。しかしみなさんは次のインストラクターのゲストである Ali Partoviにとても興味がありますよね。私たちが知り合ってから、もう随分たちます。
Aliは、Neoの最高経営責任者(CEO)であり、それがどういったものであるかはこれから彼が説明してくれるでしょう。Neoはとても素晴らしい新しい組織ですが、それだけでなく彼は数々の事業を成し遂げてきた、素晴らしい社会起業家でもあるのです。
私は何年も前に、彼が兄弟とLinkExchangeを設立した時に出会いました。彼は iLike、Code.orgも彼の兄弟と設立しました。Aliの言葉を引用しますが、「私たち兄弟はエンジニアとコーダーの両方であり、コーディングは私達の特権ですが、その特権をほとんどのアメリカ人は利用出来ていません」。彼ら兄弟はその特権をできるだけ多くの人々にもたらすために世界中の誰よりも懸命に働いてきました。あなたたちのこれまでの素晴らしい活動に非常に感謝しています。このことが将来私たちの国で大きな変化を生み出すだろうと私は考えています。
Aliは非常に多くのエンジェル投資をしてきていて、それ故に本日講師としてお招きしています。彼はこれまでに誰よりも多くの素晴らしい投資をしてきていて、それをどの様に行って来たのかを今日は聞いていきたいと思います。
起業家としての経験についてから話していきたいと思います。多分Aliはもう少し色々教えてくれるでしょう。
LinkExchange を設立したきっかけ
Geoff Ralston
まずはじめに、LinkExchangeについてお聞きします。LinkExchangeで働き始めたのは何歳の時でしたか?そしてその時あなたの心にはどういった考えがあったのでしょうか?
Ali Partovi
みなさん、こんにちは。今日ここにいられることを、とてもうれしく思います。私のキャリアは…大学でコンピュータサイエンスを学び、その後ソフトウェア会社で働いていました。
ですが、その時は自分の会社を始めたいと思ってて毎週違うビジネスアイデアを考えていました。私は友人達に自分がこれから何を始めようとしているのかについてメールで連絡していたのですが、そのころ、既に大学時代の友人たちが起業しており、一緒に働く人を募集していると聞きました。
基本的に、私が会社に関して成功するための鍵になったのは「準備ができていた」ということでした。私はそのことを日曜日に知りました。同級生達には午後10時に会ったのですが、その夜午前2時までには、彼らの会社に参加することに決めていたのです。翌朝の午前8時には、当時働いていた会社に、もうそこでは働かないことを伝えていました。そしてすぐにTonyとSanjayと一緒にLinkExchangeで働き始めました。1996年8月のことです。
LinkExchangeはインターネット上の最初の広告ネットワークでした。それはもう本当にたくさんの…あまり自慢できたことでもないのですが…インターネット上で初めての広告サーバーを書くのを手伝いました。バナー広告等、たくさんの広告です。私たちのチームはクリックスルー率という用語を作り、多くの初期のコンセプトやインターネット広告を開発しました。
Geoff Ralston
どうもありがとう。
スタートアップをして学んだことは人の重要性
Ali Partovi
でも実際、私がスタートアップで学んだ最も重要なことは、そこで働いている人々が重要だ、ということです。実際に、私が26歳の時にMicrosoftに会社を売却したのですが、その時に突然に財政的に不安定な状況から自立した状況に変化したのです。その時私の双子の兄弟Hadiは起業する準備をしていて、彼は私にこんな電子メールを送ってきました。
「今、さまざまな人々からのアドバイスを集めているんだ。一番大切なことを3つ教えてくれ。新しい創業者としての僕に、最も重要な3つのことを教えて」と。
私は「それは簡単なことだよ。まず1つ目は、偉大な人を雇うこと。2つ目は、偉大な人を雇うこと。3つ目も偉大な人を雇うこと。」と返事しました。
私は20代前半の頃にこの考えを学ぶことが出来て、とても幸運でした。そして、これからお話しする私の恥ずかしい失敗を通じて、この考えというのは投資の世界においても通じることを学びました。そのことについてはまた、もう少し後でお話ししますね。
Geoff Ralston
あなたが投資を始めた時は、Hadiに与えたのと同じアドバイスを自分には適用していなかったのですね。
私たちは偉大な創業者の大きな特徴の1つは、彼らが人を引き寄せる才能があるということだと話してきたのですが、実際には、その引き寄せはすぐには起こらなかったんでしょうか?
Ali Partovi
はい。最初に言わなければならないのですが、次はエンジェル投資家になろうとは考えていませんでした。単に経済的に裕福になった、というようなものです。私はそれまでの人生では、僅かな貯金があったことしかなかったので、急に大きな資金が手に入って、その大金をどうしよう、もし何かしくじってしまったらどうなるんだろう、とか、なんとなく恐怖を感じていました。ある日突然に、人は富で何をするのかについて学ばなければならなくなったのです。
まあ、一般の人々はファンドやより高度な投資を手助けしてくれる人にお金をつぎ込むでしょう。自分がすべきこととして明確だったのは、何人か知り合いの優れた人々が起業しようとしていたので、その彼らをサポートすることの方が自分にとって理にかなっている、ということです。
私は26歳で自信過剰であり、自分の会社を売ったことで最高の気分になっていました。自分にはビジネスについて判断力がある思っていました。その当時は頭の切れる知人たちが起業しようとしていたので、彼らの企業アイデアの良し悪しを自分の判断力で評価していました。
後になって考てみれば、自分の知っている素晴らしい人々が起業しているという事実に焦点を当て、アイデアではなくその人物本人に対して投資すべきだったのかもしれません。
22歳の Max Levchin (PayPal 共同創業者) と出会う
このことに関連して、LinkExchangeで働いていた、驚くほど素晴らしいソフトウェアエンジニアの話をさせて下さい。彼は実際には請負業者で、プログラミングの個人事業を持っていました。いいえ、実際には従業員は1人いました。とにかく、この男は伝説と言っても過言ではなく、22歳でMax Levchin(訳注:PayPal の共同創業者)という名前でした。
彼がPayPalを始めたとき、元のアイデアはとても稚拙なものでした。それは自分のPalm Pilot機器から他の誰かのPalm Pilot機器に送金を行うというアプリでした。Palm Pilot機器がどういったものであるかですら当時は誰も知りませんでした。言うまでもありませんが、元のアイデアが理にかなったものでなかったにしろPayPalは優れた投資の機会となりましたし、それはMaxが有能だったからだとも言えます。
Google の最初の従業員である Craig Silverstein との出会い
ほぼ同時期に、大学時代の私の最も賢い友人の一人、Craig Silversteinという人がいたのですが、CraigとHadiと私はいつも誰が最高のコンピュータプログラマーなのかと争っていました。Craigは本当に素晴らしい人物だったのです。その後、卒業後数年間彼は大学院で学び、その学校を卒業しました。
当時私は自分の会社を経営した後、それをうまく売ることが出来たので最高の状態にありました。そんなときCraigが私たちに電子メールで「みんな、ついに僕はPhD時代の友人、LarryとSergeに加わってシリコンバレーでビジネスを始めることにしました。新しい検索エンジンを始めるつもりです。僕はCTOで、Googleの最初の従業員になる予定です。」と連絡をくれた時、私はCraigを気の毒に思ったのを覚えています。「すでに検索エンジンが10もあることを誰も彼に伝えなかったのか」と。
私はそのメールを削除したあと返信したかどうかも覚えていません。明らかに大きな失敗ですが、それが素晴らしいアイデアではなかったというところで同じことが言えます。もし私が新しい検索エンジンを始めることを皆さんに話したら、恐らくそれは良いアイデアだとも、大きな差別化が出来ているとも思ってもらえないでしょう。すでにYahoo! は検索クエリを支配していて、他にもいくつかの企業がありました。
つまり大事なのは、天才が起業する時には、必ずしもアイデアが良いものと思えなくても、それに投資するというのはいい考えなのでしょう。
Geoff Ralston
この3日間、そのことについて多くの話を聞きました。皆さんも投資家としてのキャリアの中で、悪いものに対して投資することが大事なのだという事例を多く見る事になるかと思います。
輝かしい人々というのは、時にうんざりする様なアイデアを出します。Drew Houstonの最初のアイデアは、テストの準備用サービスでした。それが残念なアイデアだったため、彼はY Combinatorには入れませんでした。私たちはそれを止めて正解だったと思います。彼がその道を進んでいたのなら今どこで何をしてるか想像もつきません。
人がどれほど素晴らしい人物であるかに関わらず、それが本当に悪いアイデアであるかがわかった時に、あなたはそのアイデアをしっかりと抱え、小切手を書いて、その素晴らしい創業者と共に進むのでしょうか?
良いアイデアかどうかよりも、大きなアイデアかどうか
Ali Partovi
まあ、人によってそれぞれ評価と投資のどちらの方ががやりやすいかは違うのですが、あまりいいアイデアか悪いアイデアかについて考えていません。私はそれよりも大きなアイデアなのか、小さなアイデアなのかという点を重要視しています。
もし誰かが、成功の可能性がとても小さいものの、非常に大きなアイデアを持ってきたとします。申し訳ありませんが、99%は失敗するでしょうから、多くの人は成功の可能性が少ないということは悪いアイデアだと言うでしょう。しかしそれはもしかしたら良い投資なのかもしれません。それは必ずしも良いアイデアだからではなく、大きなアイデアだからです。
例えて言うのであれば 「ああ、これは確実なアイデアですが、とてもポテンシャルが小さく、特定のフィールドで漸増的な改良が、限定された小さな市場において起こるものだな」といったものに対して、私はそれが悪いアイデアとは言いませんが、大きなリターンを生むものでも無いと考えてます。一部の人々にとっては素晴らしい投資かもしれませんが、私にとって大きな投資ではなく、VC投資のモデルには一般的に適合しません。
恐らく…少なくとも私は、大きなアイデアのように感じられるかどうかを大切にしています。Airbnbについても言えるのですが、私を含めてほとんどの人が、最初にそのアイデアを聞いた時に、これは実現しないだろうと思ったでしょう。一般の人々が自分の家を解放して知らない人に貸すなんてクレイジーだ、と多くの人は思うでしょう。
Geoff Ralston
決してうまくいかないでしょう、とね。
投資家の三つのB:BadなBigアイデアを持つBrilliantな創業者を選べ
Ali Partovi
はい、ですがAirbnbのわずかな成功見込みはその後、とても大きなコンセプトを作りました。 成功の可能性は高いと思われるけれど小さなコンセプトに賭けるよりは、非常に大胆で巨大なコンセプトに賭けるほうが、投資においては良いと言えます。
Geoff Ralston
この事象に名前をつけましょう。投資に関する3つのBを探してください。BadであるがBig ideaを持ったBrilliantな創業者がいれば、それで投資の準備はできています。
最初の投資家から学んだことは「些細なサインを見逃すな」
Geoff Ralston
LinkExchangeにはエンジェル投資家がいましたか?
Ali Partovi
それはずっと前です。これは20年以上前ですが…
Geoff Ralston
数えてるんですね、私たちは数えていませんでしたが。
Ali Partovi
はい、私の友人や家族でした。私の遠い親戚でした。今はZapposにいる共同設立者のTony Hsiehには投資した家族は1〜2人でしたが、私は彼らをエンジェル投資家とは呼びませんでした。なぜなら彼らは…
Geoff Ralston
彼らがオリジナルのエンジェルですよ。友達や家族。エンジェル投資家なんてものは当時なかったんですから、ね?
Ali Partovi
存在していませんでした。はい、Y Combinatorも存在していませんでした。Ariel Pauloを役員にしていて、彼が少しの現金をくれたのだと思います。私は彼がエンジェル投資家だと思っていますが、本当に私たちの最初の資金となったのはVCをしていたDraper Richards…Tim Draperではなく...ベンチャーキャピタルの祖父によってでした。彼らは私たちのシリーズAに投資しました。シリーズAは300万ドルだったのですが、彼らは30万ドルぐらいを支払ったと思います。そしてその300万ドルが私たちが集められた資金の全てだったのです。
Geoff Ralston
これはずっと前のことですよね。LinkExchangeの初期の投資家から、その当時に、あるいは振り返って、投資家の人生について何か学んだことはありますか?
Ali Partovi
はい、Mike Moritzからたくさんのことを学んだと思います。MIke MoritzはシリーズAの投資を私たちにもたらしました。彼は実際に私たちの会社をとても愛していたので、馬鹿げたことですが、週に何度もオフィスに来ることになりました。現在ではそんな事をするVCはもういません。私たちは...投資の面では、投資判断のスピードと決断力に感心しました。確かに彼は当時Yahooの役員であり、Yahooが私たちを買収しようしていたため、少し余分に情報がありました。彼はYahooの代わりに私たちを評価するために、私たちの会社を訪問していました。
彼が最も感動したのは、実際のビジネスに対してではなく、たとえば、午前8時に会社を訪問した時に、私と他の共同創業者が机の下で寝ていたといった些細な手がかりのようなものでした。「誰かが会いに来たよ」と私を揺さぶる人がいたので目を開けてみると、そこにはMike Moritzがいました。私は恐らくそれが全体の中で最も重要な要素だと考えています。彼は「OK、彼らちゃんと働いている」と言ったようなものでしたが、Yahooの買収を拒否した後にMike Moritzからメールを1通受け取りました。
Geoff Ralston
それはあなたがMikeに会ったからですか?
Ali Partovi
そうかもしれません。ええ、私たちはMike Moritzから「少し話そう(Let's talk)」と言うメールをもらいました。それはたった二言でした。
私たちはSequoiaの彼を訪問しました。そして彼は基本的に...非常に短い会議で、私たちはあなたに投資するつもりである、と。それはとても自信に満ち溢れている様に見えました。「私たちはあなたに投資することに決めました。私たちが何よりも重視するのは、スピードと毎分、毎時間、毎日を争って、競合相手との距離を開けていくことです。なので、あなたがどのくらいの早さで私たちの投資を受け入れることができるのかをこれから評価します」と。
Geoff Ralston
これはちょうどY Combinatorでは忍術(Ninja tecqhnique)と呼んでいるもので、投資家にこう言ったことができる忍者創業者(Ninja founders)もいれば、創業者にこうしたことが出来る忍者投資家(Ninja investors)もいます。あなたが忍者だと確信していない限り、必ずしもお勧めできる策ではありません。あなたが忍者かどうかについて疑問があるなら、あなたはそうではありませんね。
Ali Partovi
多分そんなものですね。私たちは当時他にも5、6人のVCと会っていて、実際そのうち一人からは、それを受け入れる気はなかったのですが、オファーも入っていました。とにかく、会議室を出て、階段を降りて、事務所の外で集まって、その後すぐに戻ってきて「OK、やりましょう」と。
意思決定のスピードを重視する
Geoff Ralston
「Moritzさん、お金頂戴します」ってね。ここでのテーマが始まってきていますね。これまでの講義でかなり何度も繰り返している、とてもポジティブな出来事ですね。注意を払うべきものです。そしてスピードも大事ですね。どれくらい早く出来ますか?彼らはどれくらい早く学びますか?創始者はどれくらい早く吸収出来ますか?彼らはどのくらい早く行動を取るか?どれくらい早く作れますか?適切な人を雇いますか?それらは注意を払うべきことなのです。その中には些細なものもあり、机の下で寝る人もいたりそうでは無かったり。投資は難しいものです。
Ali Partovi
まあ、優柔不断な人には向いてないですね。
常に準備をしておく
Ali Partovi
私に起こったこれらの異なる逸話の中で、共通のテーマについて言うと、LinkExchangeに参加するという私の決断は数時間で終わったのですが、スタートアップに参加すると言うキャリアに変わったのです。私が衝動に駆られて動く人間だからではなく、それは私が…
Geoff Ralston
あなたは知っていたのですね。
Ali Partovi
私もビジネスアイデアを評価する準備として1年過ごしてきていたので、私はこれを見て、このアイデアがそれになるのだとわかりました。私がスタートアップを始めたり、スタートアップに参加したりということを考えたのは初めてでは無かったので、恐らくMoritzと同じ様に、評価に多くの時間を費やす必要はありませんでした。
Moritzは非常に直感的なレベルで、彼らが賭けにふさわしい人々であると感じ、同じ様に私たちが彼に会った時は恐らく既に3つか4つのVCミーティングをしていたのに…もしあなたが強い、直感的な感覚を持った時は、基本的にそれを行動に移すべきですね。この業界は、ためらって決断に時間をかけている人達にはあまり賛同しません。
Geoff Ralston
皆さん、聞きましたね。私たちが今話しているこの会話の中で、とんでもなく価値のある事実があり、そしてそれはこれまでの講義で話されたことに繋がっています。
皆さんがエンジェル投資を始めたとき、恐らく皆さんの多くは既にエンジェル投資を始めていると思いますが。すべてが良いように見えるので決定を下すのは本当に難しいでしょうが、決定を迅速に行うことができない場合は、大きな成功を収めたエンジェル投資家となるチャンスがかなり小さくなります。あなたは素早い決断ができるようになるための努力が必要であり...Paul が言ったように、するかしないか、と、迅速にするかしないかです。
あなたの目の前にある仕事は、自分にとって都合のいい対応出来る、あるいは不自由のない状況までたどり着くことです。その状況というのは例えば、あなたがポーカーをプレイしていて相手がとてもおかしなカードを握っている、つまり何の組み合わせにもならないものを持っています。あなたは自分がとても幸運を握っていると思いますよね。そんな状況です。
皆さんが無理やり物事を押し進めようとした時にはチャンスが去っていきます。決定する能力を養わないといけないのです。
共同投資をする人はダブルチェックをしてくれる人がいい
Geoff Ralston
あなたは兄弟とたくさん投資しました。それはどのようにワークしましたか?ほとんどのエンジェル投資家たちは、最終的には単独での投資となります。時にはチームを組んで、AndreaはPetrovとチームを組んでいましたが、それはHadiにどの様に働き掛けましたか?あなた達はどうやって決定を下すのですか?
Ali Partovi
そうですね、私には双子の兄弟であるHadiがいて、私たちは非常に似通った背景を持っています。遺伝的に同一であるだけでなく、私たちは両方ともコンピュータサイエンスを学び、同じ大学に通いました。大学の後、彼はMicrosoftに加わり、私はOracleに参加しました。私は自分のスタートアップを作っていて、それをMicrosoftに売却しました。彼もその時自身のスタートアップを持っていて、同じ様に会社をMicrosoftに売却しました。なので基本的に私たちのキャリアは絡み合っています。
エンジェル投資が始まったとき、私はちょっとした違いがあると思いました。おそらく私は少しリスクを負うタイプで、彼は少し警戒心があって思慮深いです。一般的に誰にも当てはまることして言えば、エンジェル投資家は、あなた自身が正直であるかどうかをダブルチェックしてくれる誰かがいた方がいいと思います。それは恋に落ちるようなものだと言えます。
もしあなたが誰かと恋に落ちる場合、あなたは彼らのポジティブな特徴だけを見ます。脳というのは、人間は…人間の脳というものは、恋に落ちる時はネガティブな面は無視する様にデザインされているのです。例えばあなたの友人が間違った人と恋に落ちた時、あなたは友人に、その人にはあなたの知らない良くない問題があると伝えますよね。私を信じて、私はわかってるから、と。
あなたが会社に恋してしまうと、ネガティブなサインを見つけることが出来なくてなってしまう様に、これは会社への投資にも当てはまると思います。もし恋人ではない第二の誰かがネガティブなサインを見つけることが出来て、そしてあなたはその誰かを平等なアドバイザーとして信頼しているなら、あなたは賢明な決定を下す可能性がより高くなります。
Geoff Ralston
それはあなたの決断を遅らせますか?どこでお互いをチェックしているのか、「私がやります」と言うことができますか?あなた達は二人とも、時には別々に「はい、やります」と言うこともありますか?そしてあなた達はそれを売って…
Ali Partovi
はい。私は彼の確認無しに、私たち二人分の対応をしたこともあります。そしてそれらは例え…通常は、私たちがすでに白字小切手を与えることに同意した人物とでなければなりません。まさに過去にその様な起業家がいて、彼が何をやろうと私たちは彼に資金を提供すると。その人が既に何かを始めようとしていて、いくつかミーティングをしているんだとなったとき、その場合はHadiに電話する必要はありません。でも、基本的に迅速な決断を下すことは重要ですが、パートナーとの会話がそれを問題になる程遅らせるものだとは思いません。会話を早く進めることができれば大丈夫です。
Geoff Ralston
一般的に、瞬時に全てを決める必要はありませんので、私たちはこの授業で早く決めろと言っているわけではありません。しかしあなたは決定的である必要があり、決定には積極性が必要です。積極的な決定というのは数日以内を意味します。数週間は長すぎます。数週間もかかってしまえば、あなたはその取引を失ってしまうでしょう。
私がここで言いたいのは、もしAliが私の理解が間違っていると思えば修正してもらいますが、彼はその会社を訪問した日の夜に話し合って、翌日には決断を下していて、「まぁ、少し寝かせておいてどうなるかみてみようか」なんてことは言わないんです。
Ali Partovi
そうです。私がもう一つ言いたいのは、あなたが意思決定に数週間もかかるということは、基本的に返事がNOであることを意味します。ただ、NOの言い方としては最低で、あなたが彼らにNOと返事をしないということはあなた自身の評判を傷つけていることになります。
もしその期間がほんの少しだけであったとしても、それは誰かを排除する代わりに悪い評判を得てしまうかもしれません。あなたは勤勉でいなければならず、もしあなたが何かの頂上に素早く登りつめたいならそれは課題となります。
リファレンスチェックをしよう
Ali Partovi
私がディリジェンスという言葉を使う時、それは通常誰かへのリファレンスチェックを意味します。個人的には、私はとても、熱烈に人の力量に焦点を当てています。通常私はその日の夜ではなく数時間後にHadiにメールを送って、「なぁ、とっても興奮する会社に会ったよ。興奮した理由はこれで、これが会社の人についてで、これがネガティブな点で」と伝えます。時には彼はその会社がひどいと主張し、私の本質的な興味まで失わせますが、時には「それはいいね。誰かリファレンスチェックを出来る人を知ってる?私はこの領域で彼を理解しているであろう人物を知っている」と答えてくれます。
リファレンスチェックも相手側が準備したものではなくこちら側で探したほうが効果的です。それはつまりその対象について知っている人を探すということです。その「誰か」が提供しているリファレンスチェックというのは明らかにポジティブなものになるでしょう。なぜならリファレンスチェックをしている人は、対象となる人々の友人や良好な関係の人だからです。それらはあまり多くのシグナルを与えることはありませんが、直近のマネージャーだった人を見つけることは、決定を下す前にすることとして価値があります。
Neo の取り組み
Geoff Ralston
素晴らしい。ここでこれまでの講義の遅れに付き合ってくれた参加者の皆さんに、オンラインの方も含めて質問の機会を与えたいと思います。しかしその前に、一つ組み合わせの質問をさせて下さい。
あなたはこれまで信じられないほどの額の投資をし、とても素晴らしい企業を作ってきました。よければそこに少し色を足し、あなたの新しいベンチャー企業Neoの話に繋げてくれませんか?あなたによって導き出された偉大な投資の結果がNeoだと考えています。よければこれら2つのことについて簡単に話してくれませんか?
コンピュータ系から偉大な起業が生まれる
Ali Partovi
もちろん。Hadiと一緒に投資した際の特徴や共通のテーマは、大学の学生の様な非常に若いエンジニアとの強いコネクションと、エンジニアの評価に重点をおく、というものです。ほとんどの人はアメリカで最も成功した企業はほとんど全てが、テクノロジーだけでなくエンターテインメント分野でも、つまりDVDを開始したNetflixのような企業も含めて、コンピュータ科学者によって設立されたことに気付いていません。
Geoff Ralston
Reed HastingsはPeer Softwareと呼ばれる会社を立ち上げました。Peer Softwareは驚くべき会社でした。彼が持っていたのはソフトウェアのアイディアで、それはもう本当に見事でした。
Ali Partovi
Jeff Bezosもコンピュータ科学者であり、もちろんBill Gatesなどもそうですね。
私たちは企業を評価する人々に焦点を当て始めただけでなく、投資をした後にはその会社に人材を募集のサポートもしました。私たちの最も成功した投資は、アーリーステージで2つとレイターステージで2つです。レイターステージでの成功事例の特徴は、会社を見つけるよりも人材募集のサポートをより多く行ったことです。Facebook、Dropbox、AirBnBとUberのことです。
Geoff Ralston
それは良い4つの事例ですね。
Facebook の投資から学んだ、若手の才能
Ali Partovi
そうですね。ですがFacebookの初期の話になりますが、彼かとの会議から戻ってきたHadiのことを覚えています。
「この会社には出会ったばかりで、彼らはまだ家で働いているが、この若い男は私が会ってきた誰よりもBill Gatesの事を思い出させる」
Hadiは彼に対してこのような強さと野心を持っていて、実際にこれらのことを達成しようとしていると信念を持って確信していましたと言った。当時は非常に混沌とした会社で、当時スタッフは9人でした。私たちはこの会社への投資に参加することに決め、そして彼らに彼等自身よりも若い人たちを雇うことを勧めました。彼らの平均年齢は21歳だったので、私たちは19歳のインターンを雇うように説得しました。
Facebookへのインターン採用のために、スタンフォードの学生にインタビューをしたことを今でも覚えています。そのことは初期のFacebookに参加する人々を探すのにとても参考にになりました。そしてその過程でDropboxを発見することができたのです。
MITの学生のMakindeという生徒がいて、Hadiが彼にインタビューをした後にFacebookに送り込みました。そしてHadiはインタビューだけでなくMakindeにMITのクラスで誰が一番賢いかも聞きました。それがまだMITにいた、当時Dropboxを開発していたArash Ferdowsiだったのです。
その後DrewとArashは西海岸に飛び、この時点で彼らは私たちの適性評価のプロセスの一部となっていたため、実際に開発者に対してコーディングのテストを行いました。DrewとArashのテクニカルインタビューを行い、彼らがどれだけうまくプログラムできるかを確認しました。Makindeの紹介とテクニカルインタビューによって、我々はこれら2人の男に投資することを決めました。
Dropboxはこの分野においての最初のアイデアではなく、実際にはそれ以前に他の数社も同じ様なアイデアを持っていました。その数年後、私たちはDropboxの人材募集をサポートしました。私たちはまだDropboxの人材募集を手助けしています。これはもう10年前の話です。
投資先の会社の採用活動をサポートすることは、エンジェル投資家として私が与えた付加価値の最も大きなもので、若い素晴らしいエンジニア達の横の繋がりに焦点を当ててきました。私の新しい会社、Neoは素晴らしい若いエンジニアのためのコミュニティです。これは、上位10人または20人の最も有望なコンピュータサイエンスの学部生を見つけることに焦点を当てています。私たちは素晴らしい若いエンジニアを特定し、ベテランを含む多様なコミュニティに合流させ、その後私たちは彼が創業した、あるいは参加したスタートアップに投資するのです。
Geoff Ralston
はい、本当に興味深いものがNeoから出てくる可能性があると思います。
Q&A
Geoff Ralston
Aliに質問はありますか?
Ali Partovi
誰か質問はありますか?
Geoff Ralston
もしあなたが唖然として、2人でここにいたなら...はい、Chris、お願いします。
Chris
私たちはNeoどのように投資したらいいでしょうか?
Ali Partovi
Neoにどのように投資したらいいかですか?まだその質問をいただいたことが無いので、私にはその答えはわかりません。
Geoff Ralston
そこの後ろの方は質問でしたか?ちょうどストレッチしてただけですかね。
Pro-rata を維持すべき?
聴衆
(質問)
Geoff Ralston
AirBnBやUberのような素晴らしい会社を手に入れた時の Pro-rata についての質問ですね?
Ali Partovi
もし率直な答えが欲しいのであれば、私はまだどうすればそれが上手に出来るのかを模索中です。それは一種のジレンマの様なものです。もしあなたが早い段階で資金を投入していれば、それはおそらく少額だったでしょうが、現在ではその投資は1,000倍以上の価値があり自分を褒めたくなるくらいでしょう。ですがそれはより莫大な額の投資をして、少額の儲けを得るというオプションを持つことにもなるのです。
既に大きく成長してきたものが、それより更に成長することを信じることは、心理的に非常に難しいことだと思います。恐らく私は、2つか3つほどしかそう言った投資は経験していません。1つはDropboxでした。これについては正確な数字を覚えていませんが、私はHadiと5万ドルの投資をし、現在は株式の維持のために、数百万ドルのフォローオンが必要になっています。
これを評価するのは非常に難しいことです。株式を売却するのか更に購入するのか。Dropboxは非常にユニークな会社です。1つか2つは残っていると思いますが、全体としては、基本的に株式のフォローオンは行っていません。おそらくもう少し株式の購入を続けた方がいいのでしょうが、先ほど申し上げた心理的な弱気により、そのことをためらってしまいました。
Geoff Ralston
他に質問はありますか?はい、その後ろの方。
Neo はディールフローを独占する?
聴衆
(質問)
Geoff Ralston
その質問を簡潔に言い直せば、良いスタートアップ、良い創始者、良いアイデアの全てを吸い上げることで、潜在的なディールフローをすべて獲得していく……ということでしょうか?
Ali Partovi
私は実際にThiel Fellowshipについてコメント出来るほど多くのことを知っているわけではありませんが、私の印象としては、一般的にYCはエンジェル投資家との、とても協力的な共生関係によって繁栄してきていて、現在もその関係が続いています。Neoはまったく新しいものですが、私の願望としてはYCと同様に協力的に協業出来る関係を持っています。
Neoの場合、いくつかの違いがあります。まず第一に、私が先ほど申し上げた様に、あなたがファンドを持っている時の投資や追加投資の方がより簡単です。そして一定の金額を追加投資のために確保しています。しかしそれがあなた自身の私的な資金だった場合、追加投資用等への十分な資金は恐らく確保出来ないでしょう。
私がNeoと取り組んでいるアプローチは、企業では2〜3%または2〜4%の所有権を取ることを目指しています。CステージやAステージのどのラウンドに置いても、通常同じ様にしています。シードステージでは、会社が複数の投資家を必要としていることが非常に多いため、会社に異なる価値をもたらすことが出来る様々なエンジェル投資家を必要としています。エコシステムの中には、まだエンジェル投資家のための余白がたくさんあります。
Geoff Ralston
質問、ありがとうございます。実際のところ、正確にはあなたがそう考えているなら、まさにその反対側が真実になります。
NeoとY Combinatorの両者が行なっているのは、沢山のお金を返し、成功を納めたポートフォリオを渡すことでエンジェル投資家への機会を作り出すことです。シードステージではYC はたった12万ドルの投資でした。それが他のエンジェル投資家達に多くの機会をもたらしました。私たちは、皆さんが投資すべき企業を支援しているのです。この講義もそう言った理由でやっています。
YCや他の新しい会社のエコシステム全体にとって素晴らしいことと言いましたが、もっと多くのエンジェル投資家がいるというのは、投資家達にとっても素晴らしいことなのです。でもこれは利己的でもあります、私たちは皆さんにY Combinatorに投資することで最大限の成功を収めて欲しいと考えているのです。つまりそれはY Combinatorが大成功を収めるということでもあるからです。私は(Y Combinatorで)イノベーションをうまいこと独占できるとは考えていません。私たちのゴールは、より多くのイノベーションを届けるということです。
Ali Patrovi
少しだけ言わせて下さい。エンジェル投資家になって20年を経験した人間として、以前よりも多くの企業が創業していて、それにはYCに感謝すべきところもあると思います。もちろん吸い出されて行く資金はありますが、それを上回るはるかに大きな基盤となっています。さらに、優良な企業を見つけられる場所でもあります。たとえば150の企業がいろいろなところに散り散りになっていて誰が何をしているのか分からなかったとしたら、みんなを集めたことだけでも大きなバリューを生み出していると思います。
Geoff Ralston
素晴らしいですね。
セカンダリマーケットについての意見は?
聴衆
セカンダリマーケットに関する見解や経験はありますか?
Geoff Ralston
セカンダリマーケットで意見や経験についてですね。
Ali Partovi
あなたが言っているのは、初期の頃から働く従業員や、元創業者が売却する個人株によるセカンダリマーケットでの売上ということですか? そう言った経験はありますが、多くの経験をしているとは言えません。
私が投資した様々な会社の初期投資家としての持株を売却したことはあります。いくらかを売却して、いくつかはまだ保有しています。恐らく会社以外で誰かから直接株式を購入したことがあるとは思いません。もしかしたら記憶違いかもしれませんが、だとしてもよく起こることではありません。仮にそうだとしても、実際にはそれは恐らく良い投資の機会であると思います。
これまで株式の売却に見合ったダイナミクスについて考えてきました。しばしば会社を辞めた、あるいは辞める予定の初期の頃からいる従業員は、現金収入を求めて株を売却することで現金を手にし、同時に投資家はその株を手に入れる機会でもあります。それが良い機会だと言いたいのですが、私はそのような経験があまりありません。
Geoff Ralston
本当にそうで、そのような機会が急増しています。そして、多くの企業は、知らない誰かに株式を購入されてしまうと会社のコントロールが効かなくなってしまうため、誰が株を保有しているのかを厳密に取り締まろうとしています。ですがこの株の売却もまた一つのチャンスであると考えています。さて、もう少しだけ質問を受け付けます。
タレントプールの構築法は?
聴衆
あなたが業務を拡大するために使用した戦術や、それをもたらすのに役に立ったタレントのプールの仕方について教えてください。
Geoff Ralston
あなたが採用活動をサポートした企業がタレントプールを拡大するために有効であった戦術は何ですかということですね。
Ali Partovi
これは実践することで進化し成長してきていますね。偉大なエンジニア達と率直に触れ合い、ネットワークを構築するという私のキャリアがそれを体現しています。誰もが様々な地点に遭遇している人達に、ただシンプルに、丁寧に連絡を取り続けることでネットワークを育てることが出来ます。
私にとっては、先ほど申し上げた、2006年にMITのシニア(4年生)だったMakindeに、彼が4年後にFacebookを辞めた後も連絡を取り続けていました。彼は私が投資する企業で働くこととなり、その企業を離れた後も、彼は私とHadiが連絡を取り続けていたので、私が投資している会社で働きました。
だから、ただシンプルに、 あなたの人生で出会った卓越した能力の人物が誰であるかを把握しておいて、彼らとのつながりを維持し、採用を求め続けて下さい。Makindeは私たちにDrewを紹介しました。そのプロセスはどのように始めるのかは少し厄介です。率直に言って、私がNeoを始めるときには全米の大学でトップのエンジニアを見つけることを自負していました。いくつかの大学でコネクションがあったかもしれませんが、この大きな国で素晴らしい才能は多くの場所にいるのに、それをどのように始めればいいのかもわからず非常に不安定でした。私はこれまでにたくさんの素晴らしい仕事をしてきましたが、まだたくさん出来ることはあります。
私の主なアドバイスとしては、あまり細かく調べすぎるよりも、まず何とかしようとすることが重要ということです。私がNeoで使っていた戦術は、関係するスタートアップの全てに調査し、これまでインターンシップに参加した最高のエンジニアが誰であったかを教えてもらうことでした。本質的に、それは私の見込み顧客の一番上となるので、私は彼らから連絡を取り始めました。
Geoff Ralston
もう1つ質問があればお受けします。そこに戻って。すみません、良く聞こえませんでした。
投資家としてのExit戦略は?
聴衆
(質問)
Geoff Ralston
戦略についての質問ですか?
Ali Partovi
これまでに投資先から抜け出すための戦略を立てたことがあるかということですね?とてもうまく戦略が形成されていると言ったら自惚れた言い方になってしまうと思いますが、全てがケースバイケースで行われます。一般に、流動性はあまり高くありません。投資の例を出してみましょう。あなたが投資をしていて、その投資先が恐ろしくダメなものであったと気づいたとしましょう。それをプライベートマーケットで売ることは非常に難しいです。なぜならあなたはそれを購入しようとする友人を見つけなければなりませんが、あなたはそれは悪い投資だと友人に伝えることはできませんから。
Geoff Ralston
良い友人ですね。
Ali Partovi
そうですね。あまりにも頻繁にすると、友人が無くなっちゃいますからね。 とにかく、あなたはその株を買うように会社に頼むことができますが、会社はそれを望んでいません。彼らは初期投資家がどのような価格ででも自分の株を売ろうとしているといった悪い噂を立てたくありませんから。反対に、会社がうまく行っている時です。もう少し株を売却する余地があり、買いたい人がたくさんいます。株を売却するのか保持するのかは、古典的な心理戦ですが、個人的な経験から言うと、私は概していつも間違った決断をしてきました。いつも売却する度に、保持しておくべきだったと思い、いつも保持する度に、売却しておくべきだったと思うのです。なので私は本当にこのことについては助言したくありません。売却面については私のアキレス腱となっています。
Geoff Ralston
そろそろ終わりの時間ですね。彼があまりに早く株を売却したことについて私たちが残念に思うことはありません。実際にそれらの行動が彼の人生における素晴らしい投資に繫がったのですから。成功の秘訣は何だったんですか?「いつも早く売りすぎてしまった」。
なので皆さんも早く売りすぎてしまってください。私たちが思っていたよりもずっと長く授業を聞いてくれてありがとうございます。Aliのための大きな拍手をお願いします。来てくれて本当にありがとう。
Ali Partovi
ありがとう。
記事情報
この記事は原著者の許可を得て翻訳・公開するものです。
原文: Investor School (Y Combinator)