【Tip】スタートアップが失速する理由

f:id:takaumada:20211102101022p:plain

Y Combinator のプログラム直後は素晴らしい業績なのに、その後に失速してしまうスタートアップが多くいます。その理由は、プログラムやピアプレッシャーによる緊張感がなくなって、起業家が偽の仕事に取り組んでしまうからです。

偽の仕事の例としては、創業者個人に焦点を当てたプレス活動やイベントへの参加、ブログ執筆などが挙げられます。こうした偽の仕事が危険なのは、本物の仕事よりも簡単で楽しい、ということです。そうしてフォーカスを失ってしまいます。

本物の仕事は、企業の成長につながる仕事です。より具体的には製品開発とセールス、そして採用です。これらに集中するようにしてください。

そしてモメンタムを維持することを忘れないでください。モメンタムさえあれば、多くの問題は無視できます。しかしモメンタムがなくなると起業家はバーンアウトしてしまい、負のスパイラルに陥ってしまいます。そうなるとモメンタムを取り戻す以外にありませんが、取り戻すのはとても大変です。なのでモメンタムを失わないことが、スタートアップの掟の一つです。

プログラム期間中に言われたことを続けられている企業が、その後も成長しています。愚直にやるべきことを続けましょう。

 

今回の Tip の元記事は Sam Altman の『Y Combinator 後に起こるスランプ』です。

FoundX では現在、公開版オフィスアワーを提供しています。FoundX の応募対象者であればどなたでもこちらからご予約いただけます。ぜひご活用ください。

anchor.fm

youtu.be

FoundX Podcast の 1 分間スタートアップでは、FoundX Review の過去の記事を取り上げ、約 1 分の Tip にして提供しています。

埋め込みプレイヤーが見えない方はこちらをご参照ください。

Podcast 購読: Apple Podcast | Google Podcast | Spotify

YouTube 購読: YouTube

FoundX Review はスタートアップに関する情報やノウハウを届けるメディアです

運営元