AIがプロダクトになるとき: AIベースのコンシューマアプリの台頭 (a16z)

コンシューマーベースのAIアプリが世界中に広がる新時代になっていますが、その始まりは中国からです。

モバイル向けショート動画アプリのTikTokは2018年の上半期、AppleのApp Store内で1億400万回以上ダウンロードされ、同期間中に世界で最も多くダウンロードされたアプリになりました。実際、10月中 (もっと正確に言えば、18年9月29日~18年10月30日の期間) の米国内におけるインストール数はFacebook、Instagram、Snapchat、YouTubeよりも多く、そのダウンロード数もそれらすでに人気のあるアプリの合計数の42.4%という桁外れの数字に達しました。ところが、TikTokに対する報道の大半はFacebookによる直接的な対抗アプリ (Lasso) と比較するものか、ティーンエイジャー向けのリップシンクアプリという不正確なレッテルを貼るもののどちらかです。伝えるべきはそれにとどまりません。

TikTokは中国に本社を置きながら、米国や世界中の人々の心をつかむ製品を生み出した企業というだけではありません。さらに重要なのは、それが人工知能そのものが製品である (この理由については後述します) 初めての主流コンシューマー向けアプリだということです。これはもっと広範な転換、つまりAIが発見段階から実施段階へと移行している状況の典型例です。

では大量市場のコンシューマー向けアプリにおいて、AI研究が現実のものとなったとき、いったい何が起こるのでしょうか? この投稿記事では、コンシューマー向けアプリにおける3つの例を分析していきます。それらはもともと中国で生まれた (TikTokはすでに中国国内を超えて利用されていますが) もので、製品を変革させ、(うれしいことに) 匿名性における信用性を提供し、大規模なコスト削減と利用可能性への道を拓く目的で実際にAIを利用しています。AIは機能ではなく、製品そのものです――そして、この現象は世界中に広がることでしょう。

AIコンシューマー向けアプリの例その1「TikTok」とそれが重要である理由

先行サービスとしてMusical.lyがあるせいで、Tikitokはリップシンクプラットフォームとして誤って分類されることも多いです。しかしTikitokはフルスクリーンのショート動画 (最大60秒) を表示するモバイルアプリで、ユーザーのビデオフィードをパーソナライズ化するためにAIを利用しています。ビデオクリップが連続再生され、ユーザーがスキップしたい場合には上にスワイプするだけです。コメントや「いいね! 」機能もあり、見知らぬ人同士によるソーシャルネットワークのきっかけとなります。最近、TikTokは舞台裏映像やハイライトを表示するためにNBAと提携したほか、(Jimmy FallonCardi Bといった) 有名人がコミュニティーと交流するために制作する面白い「チャレンジ」も紹介しています。

まるでTV、ただしリモコン要らず――AIのおかげ

TikTokはAIに完全に依存しており、それが大きな違いを生み出しています。ユーザーに動画サムネイルをタップしてもらう、またはチャンネルをクリックしてもらうのではなく、ユーザーに対してどのビデオを見せるのかをこのアプリのAIアルゴリズムが決定します。TikTokはフルスクリーン設計により、すべての動画についてユーザーの肯定的なサインと否定的なサインの両方をはっきりと把握できます。 (肯定的 = 「いいね! 」、フォロー、最後まで視聴すること / 否定的 = スワイプして飛ばす、低評価をつける)。ユーザーが動画をスワイプして飛ばすスピードさえも関連するサインです。

他方、InstagramはAIを実際のプロダクトではなく、ツールとして利用しています。AIはある人のInstagramにおける探索フィード に表示されるおすすめ動画の決定に役立ってはいるものの、サムネイルの提示によってそのプラットフォームが得られる好き嫌いのサインはもっとあいまいです。ある人がサムネイルをクリックしなかった場合、その人がその動画を好きでなかったからだと本当に言い切れるでしょうか?

これはFacebookのニュースフィード、Netflix、Spotify、YouTubeのようなプラットフォームや製品とはどう違うのでしょうか? 周知のとおり、いま挙げたサービスはどれもが、ユーザーに注目すべきものがどれか (どのニュース、番組、音楽、動画なのか) をおすすめするためにアルゴリズムを使用しています。筆者の考えでは、この投稿記事で言及したアプリはそれぞれに異なる形でよりAI中心のアプローチを取っています。例えば、TikTokは (NetflixやYouTubeが行うように) おすすめリストをユーザーに提示することを決してしませんし、ユーザーに対してその考えを明示するように頼むことも決してありません。TikTokというプラットフォームはユーザーが視聴しそうなものを完全に推測して決定します。

これは種類ではなく、程度の問題かもしれません。しかし、たとえ小さく思える違いさえ過小評価すべきでないとの考えも私はもっています。消えてしまうストーリーがわれわれの知るソーシャルネットワークをあれほど大きく変えるだろうと、いったい誰が思ったことでしょう。このような完全にAIに頼ったアプローチを取ることにより、TikTokユーザーはYouTube上では積極的に検索したり、関心を示したりはしなかったであろうテーマのショート動画 (例えば、製造業の製造ラインの動画) を見る確率が高くなります。そのようにして、偶然の発見に至る新しいルートが切り開かれています。

幅広い才能ある人々とコンテンツのプール

TikTokにおけるコンテンツの多様性はYouTubeと同じくらい広く、TikTokユーザーはショートクリップでできることの限界を押し上げようと競い合っています。コンテンツの一部として音楽とリップシンクも含まれますが、芸術作品、クッキーのデコレーション、ヘアスタイル指南、DIYの科学実験、ジョークも存在します。さらに、ユーザーが既存の楽曲と動画に独自の工夫を追加できる動画ミームもあります。このフォーマットはコンテンツ制作の参入障壁を低めて、ユーザーのあいだにコミュニティが共有されているという感覚を醸成していますし、豊富に用意された楽曲も必要としません。TikTokのミームから宣伝と販売の拡大を享受したミュージシャンもいます。#shoechangeのバックに流れるミュージッククリップの制作者、Deep Chillsの場合、彼の楽曲を使用して作られた動画の数は550万件を超えています。

名声の15秒間

現在、ほとんどのTikTok動画は15秒間のため、作成者は話す必要がありません。自分の顔さえ出さない人もいます。このおかげでYouTubeやInstagramでは成功しなかったであろう全く新しいクリエイターがインターネット上にファンを生み、新しい方法で自己表現を行うことが可能となります。さらに、「音声」がないということはつまり、プラットフォーム上の相当量のコンテンツが翻訳を要することなく国際的な訴求力をもつということです。尺の短さにより、最初から面白いこと、即時の満足感やくせになるような予測可能性をユーザーに与えること、さらに新しいジャンルのコンテンツを試し続けようというインセンティブが動画にとって必要になります。

幸せな場所

TikTokはユーザーが見るものを完全にコントロールしており、またそのためにAIを使っているため、ユーザーが満足できるようにビデオフィードを最適化できます。このプラットフォームは陽気な動画、笑える動画、健全な動画を表示するか否かを決定できます。実のところ、プラットフォームの全体的な雰囲気はほとんどTikTokのコントロール下にあります。なぜなら、どの動画を表示するかを決定するのはユーザーではなく、TikTokだからです。たとえユーザーがあるクリエイターを登録しようとも、その人がそのクリエイターの動画全てを見ることになるという保証はありません。この製品設計はプラットフォームのアルゴリズムに対する要求水準を上げます。失敗が続けば、ユーザーは結果としてそのアプリを閉じてしまうためです。コミュニケーションが中心的な価値命題の一部である他のソーシャルネットワークとは異なり、ユーザーが米国版のTikTokの使用を止めた場合、TikTokがその人物を取り戻すことはより難しくなります。

ソーシャルネットワークにとってのトロイの木馬?

米国版のWeChatがそのアプリがもつ機能の一部しか使えないのとちょうど同じように、TikTokにも中国での姉妹アプリ 「抖音 ("Douyin")」がもつ機能の一部しかありません。Douyinはもっとソーシャルなものです。専用の通知タブの代わりとして、Douyinには主にメッセージの受信トレーとなるニュースタブがあります。Douyin内の動画は都市ごとに分類することができるため、メッセージ送受信を採用することにより、このプラットフォームは実生活における交友関係を促進できるようになっています。さらに、ライブストリームとEコマースをもっと重視していることから、この仕組みを通じて配信し、すばらしいコンテツを制作することへの金銭的なインセンティブがクリエイターに与えられます。さて、TikTokがソーシャルの最前線でどのように進化したかを見ていくのは興味深いものでしょう。

TikTokは人工知能そのものが製品である初めての主流コンシューマー向けアプリです。これはより広範な転換の典型例と言えます。

…すべてがAIに行きつく

TikTokの成功はそのアルコリズムの強さに依存するため (さもなくば、何百もの面白い動画を各ユーザー向けにキュレートするのは容易ではありません)、AIによってパーソナライズ化されたおすすめと組み合わされ、モバイル上で視聴されるUGCのショートビデオという形式がスティッキネスと国際的な訴求力を併せ持つプラットフォームを生み出しました。中国では1日の使用時間が31分 (動画120本以上)、米国では2018年10月の月間使用時間が6.8時間でした。

さらに広い視野で見ると、私はTikTokの隆盛がAIコンシューマー向けアプリの新時代の兆しであると考えています。TikTokから学ぶことで幅広い消費者行動 (ニュースの閲覧、音楽の視聴、購入) に適用できるというだけでなく、中国の起業家たちはすでにその学びをマッチング、学習、求職といった新しい分野に適用してもいます。WeChatが「スーパーアプリ」時代の先触れとなったことと同様に、TikTokの親会社であるBytedanceがAIコンシューマー向けアプリ時代の到来を告げています。ですがTikTokのみならず、さらに多くのものが存在しています……

AIコンシューマー向けアプリの例その2 匿名性を呼び戻す「Soul」

理想的な世界において、関係性の構築は互いに補い合う人格、興味、価値観に基づくはずです。そして、中国でごく最近になって人気の出てきたアプリのSoulはそのような関係性を促進するための土台としてAIと匿名性を活用しています。人気のある使用例はただのおしゃべりや愚痴を匿名で行いたいというものから、新しい友人や同志を見つけることにまで及びます。2018年5月の時点でSoulには350万人を超えるMAUがいました。

ユーザーはSoulに登録するとき、二択式の質問6問 (希望すれば、さらにオプションで追加質問50問) に回答します。これは、アプリのAIマッチングアルゴリズムの基準値としての役目を果たします。

  1. あなたは「堅実な人」と「思いやりのある人」、どちらに見られたいですか?
  2. 「親友に気持ちを理解してもらうこと」と「論理的な決断を下すこと」、どちらが得意ですか?
  3. 会話において、「人間関係を築くこと」と「合意に達すること」のどちらの方が重要ですか?
  4. あなたは仕事において、「熱意」 と「完璧主義」のどちらの方をより発揮しますか?
  5. ささいな雑用を忘れることが多いですか?
  6. あなたの人生の目的をより的確に表しているのは「人生の輝きを勝ちとるチャンスをつかむこと」と「人生の意味と本質を探し求めること」のどちらですか?

質問が終わり次第、ユーザーはマッチングされる資格を得て、見知らぬ人とのテキストまたは音声による会話の実行を選べるようになります。最も重要なのは、実名、写真、さらには質問への答えさえも明かされることがないということです。それどころかユーザーは自分の声を変えることも選択できますし、アバターの顔を隠す紙袋さえ存在します! 最低でも85%の相性スコアに基づくマッチング・アルゴリズムをAIが稼働させています。

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2名の他人同士が組になるとすぐにチャットが始まり、ユーザーは話題についての提案を受けます。どちらのユーザーもそのチャットをいつでも終わらせることができます。そして3分後に、会話を続けるために自らのユーザー名を明かすか否かを双方が決めなければなりません。このプラットフォームは会話が途絶えた時点と理由について完全に把握します。

それは例えるなら、あなたの最初のデートを盗み聞きし、その情報を使って次のマッチングを探せるようになった結婚相談所のようなものです。

マッチングにAIを活用することにより、Soulはユーザーに対し、「マッチングがランダムなものではなく、成功するチャンスはそれなりにあるのだ」というより大きな信頼を与えてもいます。言い換えると、AIが匿名チャットに信頼を取り戻すための手助けをしています。Soulのアプローチには他のメリットもあります。例えば、動画という要素を排除し、音声とメッセージのみに依存することで、やり取りは身体的な魅力に基づかなくなります。そのため、拒絶されてもそれほど個人的な問題だとは捉えられなくなります。(結局のところ、単にそのプラットフォームがダメなマッチングをしただけかもしれません!

このアプリはChatrouletteと比較されます。Chatrouletteでは8回に1回のマッチングが問題のある内容です。しかし、AIで形成されたプラットフォーム上では、「問題のある」ユーザーは取り除かれるか、それでもなお成功する確率の高い他のユーザーとしかマッチングされません。Soulの人気は、AIによるアプローチが古いコンシューマー向けアプリのアイデアをどのように復活させるかについて実証しています。今後、他の失敗したビジネスモデルがどれほど多くAI戦略によって再検討できるようになるのでしょうか?

AIコンシューマー向けアプリその3 手頃な価格の教育を提供する「LingoChamp」

発音、文法、語彙、総合的な流暢さに対して意見を言ってくれる英語の家庭教師について想像してみてください。中国の主要都市では、そのようなタイプの個別家庭教師は1時間あたり40ドルを軽く上回ることでしょう。しかし、AI英語個別指導アプリのLingoChampでは、ユーザーは月額14ドルを支払うことでテスト、講座、個別カリキュラムを無制限に利用できます。2018の第3四半期では、このアプリのユーザー総数は9700万人で、購買客も87万人 (前年比で158%の成長) を超えています。純収入は2630万ドル相当、粗利益率は73.4%です。

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ユーザーはまず教育レベル、アプリ利用の目的 (国際ビジネス、旅行、カラオケ、映画の視聴、IELTS試験、留学など) を選択してから、評価試験を終わらせます。ユーザーはそのレベルが判定され次第、外国人に対してあいさつする方法、従業員の福利厚生について尋ねる方法、あるいは単純に子ども向けの物語本のリーディングに関するミニ講座を受けられるようになります。このプラットフォームはミスした部分のオーディオ再生に加え、スマート解析や改善の提案をユーザーに提供します。

このため、LingoChampはさまざまな習熟レベルの中国人が話す英語に関する世界最大 (2018年第2四半期時点) の専用データーベースを有しており、そのAIモデルを13億分の会話と175億文の文章によって訓練しています。次に、Lingochampはこのデータを使用することでユーザーの成功を予期し、質問をやり応えがありながらも意欲を削がないものに調整します。最後に、LingoChampの親会社であるLAIXもまた無料の「International English Language Testing System (IELTS)」試験アプリを提供しています。このアプリは自社のAIエンジンを利用して模試に関する高度なフィードバックを与えます。

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AIと組み合わさったこの全データのおかげで、同社は競合他社に対する壕を築けています。iResearchによると、中国におけるAI駆動型オンライン教育の市場は2017年におよそ5億6800万ドルに達しており、2022年には全体で260億ドルを上回ると予想されています。ですが、ここでのより大局的な見方は、AIが規模とアクセスを実現するというものです。英語教師が圧倒的に不足している地方 (雲南省だけで見ると、小中学校の70%で英語教師が存在しません) では、このアプリが英語学習を桁違いに安くするだけでなく、全ての人にとって真に利用しやすいものに変えてくれます。創業者のYi Wang氏も次のように述べています。「変動費は無視できるほど低くなっています。これはまさに、人々の学習の限界を押し上げる全く新しいモデルです。」

そのようなAIによる情報共有が英語個別指導の枠を超えて拡大し得るのか、想像してみてください。そういったわけで、AIは教育を利用可能かつ包括的なものへと拡大させるうえでコスト効率の良いソリューションとなります。

今後、他の失敗したビジネスモデルがどれほど多くAI戦略によって再検討できるようになるのでしょうか?

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これら3つ (ショート動画用、匿名チャット用、英語学習用) のAIコンシューマー向けアプリは典型例に過ぎません。他の例にはBoss ZhipinやVIP Peilianが含まれます。前者はAIを利用して求職者と雇用者をマッチングするもので、求職者が仕事を見つけるチャンスを増やすためにそのおすすめ機能を最適化しています。そして後者は音楽教育のためにAIを利用しており、各楽曲がどれくらいピッチやリズムに基づいて演奏されているかを評価します。どちらのアプリもAI駆動型アプローチを利用するため、(Boss Zhipinの場合では) アプリは雇用者候補のロングテールをおすすめできますし、(VIP Peilianの場合では) アプリが費用をずっと安く、対面の講師にかかるコストの何分の1かに抑えます。

これら全てのアプリが見せているものは、AIを製品とする消費者向けスタートアップの新たな波の最序盤です。誰もがTikTokについて、そしてAIを利用してユーザーそれぞれにパーソナライズ化されたフィードを配信する中国の大手ニュースアプリ「Toutiao」について (どちらも同じ企業が開発) 話しています。ですが、私たちが自らに問いかけるべき質問とは、これらのアプリがトップにとどまるかどうかではなく、AIが解決できる消費者行動に関する問題は他に何があるかということです。

元NLP研究者兼技術者だったKai-Fu Lee氏は最近の著書『AI Superpowers』の中で次のように主張しています。「AI研究における難解だが抽象的な作業の大半は完了しており、これからは起業家がアルゴリズムを持続可能なビジネスに変えるべく、腕まくりして汗を流す時代だ」。ですが、この投稿記事で概要を述べたように、実施段階はすでに始まっています。さて、このコンシューマー向けAIアプリの新時代において、次に来るものはいったい何なのでしょう?

 

謝辞: Avery Segal氏に対し、その研究およびこの投稿記事に対するその他の助力に感謝の意を表します。

 

著者紹介

Connie Chan

Connie Chan は Andreessen Horowitz のジェネラルパートナーです。彼女はコンシューマ向けテックへの投資にフォーカスしています。2011年にファームに参加してから、Connie は Pinterest や Lime を含むコンシューマ向けテックのディールのソーシングを行った投資チームで働き、ポートフォリオ企業のスタートアップと密接に連携してきました。彼女はアジアでのネットワークを開拓し、アジアでの機会を見つけたいシリコンバレーの企業と、シリコンバレーをより理解したいアジアの企業とにギャップの架け橋になろうとしています。

記事情報

この記事は原著者の許可を得て翻訳・公開するものです。
原文: When AI is the Product: The Rise of AI-Based Consumer Apps (2018)

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